日記 > 海外編 > イタリアンな一週間 > ★旅日記★

なんと!!! 9都市を駆け巡ってきました 正味6日間の間に!!!
 ミラノ / ヴェローナ / プラード / ヴェネチア / フィレンツェ / ピサ / ローマ / ポンペイ / ナポリ〜
おまけに帰りのトランジェットでドイツに入国…
 フランクフルトでマイン川まで見てきました☆
イタリアをバスで走ったおおよその走行距離は…なっなんと!!! 1673km
自分でもびっくり!!!

三日目 憧れのヴェネチアを散策

モーニングコールで目覚める…
7時…外はまだ薄暗い
荷物をまとめ支度をし…スーツケースを廊下に出し…朝食
まぁ…こんなものかなぁ…
キューウィフルーツが美味しかった

8時45分ホテルを出発
今日も、とってもいいお天気
バスは橋を渡り、トロンケット港へ向かう

陽が昇ってゆく…ぬけるような青い空の向こうに
水に浮かんだようなヴェネチア本島
水面は…太陽が染めるピンク色と空の青さを映すブルー
それと光の反射でキラキラひかる金色
まるでヴェネチアングラスそのもの

港に着き、タクシー(モーターボート)でサンマルコ広場へ
今日は水位が低いみたい
木の板を片付けている
冬のこの時期
水位が高いとこの板の上を通るしか道が無くなるみたい
と…書いてみてもわからないかな?
尾瀬の木の板を想像してもらえると少しわかるかも


サンマルコ大聖堂

残念ながら日曜日のミサの為、入れませんでした


ドゥカーレ宮殿











 奥に見えるのは
 バルバラの曲
 『リヨン駅』の歌詞にも
 出でくる
 溜息の橋







ツアーの総勢25名とガイドのラウラさん
サンマルコ広場で記念撮影
ツアー参加者の平均年齢は46.6歳
(添乗員さん談)

それから、ヴェネチアンガラスの工房へ
行く間に、1930年代まで使っていたという井戸を見る
井戸といっても雨水を貯めておいたところ
ヴェネチアは掘っても水は出ない(海水になっちゃう)
雨水を貯めて使っていたという
後で街中を歩くと所々残っていた
これじゃ…伝染病が流行るのは当たり前…
しかし…1930年代まで…っていうのがすごいなぁ

 工房では、馬の置物の実演
 みるみるうちに出来上がっていく…
 店にはゴージャスなガラス工芸品がいっぱい!!!
 残念ながらお値段もゴージャス
 おトイレをお借りして早々に立ち去ろうとしたら長蛇の列…
 これじゃゴンドラの集合時間に間に合わない
 しょうがなく…Barに飛び込みエスプレッソを頼み…
 慌てて飲む
 そして『Dov'e il bagno?』トイレはどこですか?

と聞いたら、店にはない…公衆トイレに行けと
というようなことをイタリア語で言われた
『それはどこにあるの???』となんとか英語で聞いたら
英語でごにょごにょ教えてくれた
必死で探す…時間はない
一人が遅れると大迷惑をかけるのだ
サンマルコ広場を早足で駆け抜け…やっと発見
50セントを機械に入れてガッチャン…と入る男女一緒の広いトイレ
まぁ…キレイなのだが…ううう…50セント玉がない
掃除をしてた女性に両替してもらい
なんとか…なった
そして…また…サンマルコ広場を駆け抜ける
・・・
なんと色気がないんだろう
せっかく…ヴェネチアに来ているというのに

いやいや…これからゴンドラに乗るんだ
ロマンチックな気分になれるだろう!!!
6人乗りのゴンドラ
次々と皆乗り込んで行く
私も男性2人で参加されている方々とご一緒させて頂きました
寒さのせいなのかなぁ
ゴンドリエ(船頭さん?)も不機嫌そう
皆同じ白と黒の横縞シャツを着ている…薄着…寒くないのかなぁ
天気はいいんだけど、イタリアに来てから一番の寒さ


静かにゴンドラは進む…響くのは水音だけ
映画のセットのような美しい風景
寒かったけど…あっという間の30分でした

ゴンドラから降りたら12時少し前
これから3時までフリータイム
一人ぶらぶらと街をただ歩きました

まずは夕べ見たリアド橋を渡って魚市場の方へ
高級ブティックよりも市場とかの方が好き
なんか…その街の匂いが感じられて
残念ながら日曜日で魚市場はお休み
でも、観光客相手のお店が開いていてなかなか賑やか

手袋を持ってこなかった私…露店の手袋屋さんを発見
色とりどりキレイな色の皮の手袋が並んでいる
日本では見たことがない鶯色の手袋が目に付き
『Buongiorno!!!』と売り子のお兄さんに声をかけ
その鶯色の手袋を指差し…自分手差し出し見せる
お兄さんは私の手を見て…ふんふんふん…と頷き
手袋の束から一組を取り出し
木型のような棒で指のところを広げて渡してくれた
はめてみる…まぁ…驚くほどぴったり!!!
私は『うん』と頷き…20ユーロを払う
はめててもカメラが扱えるほどの薄さ…しかもぴったりフィット
安い買い物でした〜

気をよくしてまた…お店を眺めながら歩く
素敵なヴェネチアンガラスのお店に入ってみた
その時『ボンジョルノー』と言ったつもりが『ボンジュール』と言ってしまった
そしたら店員さんフランス語が出来ると勘違い
ずっとフランス語で話しかけられてしまった
もちろん…全然わからない
そそくさとお店を出たのは…言うまでもない
いろいろ失敗あったものの
キレイな赤のバックなども購入…
楽しい市場…散策でした

さて、次はラ・フェニーチェ劇場辺りへ行こうと引き返す
やっぱり劇場周辺の雰囲気を味わいたい
迷路のような小道を勘を頼りに歩く
途中迷った…あれれっとここはどこ?と立ち止まったら
なんと小さなCD屋さん発見☆
『Buongiorno!!!』と店に入る
ほとんどアメリカンポップスのCDばかり
かろうじてイタリアンのコーナーを探し見ていたら
店員のお兄ちゃんが日本人か?イタリア歌手が好きか?
と聞いてきた
そうだ…好きだ…ミーナとかミルバとか…と答えたら
そうか…と言ってミーナの新譜を出してくれた
そして…こいつが今イタリアで一番いい歌手だ…お薦めだと
「EROS」と書いてある男性シンガーCDを出してきた
結局、ミーナの新譜とお薦めのCDとラウラのCD買うことに
会計の時、ちょうどディラン・ディランの曲が流れて
いいよね…ディラン・ディランも…と話しかけたら
俺たちは趣味が合う…そいつのCDも気に入るよ…と言われた
お薦めのCD…ちょっと期待して…店を出た

さて…と…また歩き出す
お腹も空いてきたけど…まずはラ・フェニーチェ劇場へ
橋へ出ちゃったり…広場に出たりを繰り返しやっと見つかる
ふ〜ん…ここかぁ…と眺めていたら
横にあるレストランのいかにもイタリア人の店員が話しかけてきた
日本人?…そう
友達が日本にいる、世田谷の桜新町に…
と、まことにローカルな話
よかったら私のレストランに入らないか?と呼び込みされた
まぁ…お腹も空いていたので入ることにした

昼時で8割方埋まっている店内
ハーフボトルの白ワインとロブスターのスープ
そして、イカ墨のパスタを注文
ワインが美味しかった
スープはちょっと塩辛かったけどイカ墨は美味しかった
一人で食べているのは私だけ
やっぱりレストランに一人で入るのは寂しいなぁ
食後にエスプレッソを飲みながら…ちょっと思う

片言日本語店員さんに別れを告げ店を出る
いい旅してね…笑うとチャーミングなおじさんだった
そろそろ集合時間
さよなら…ヴェネチア☆本当キレイな街でした

また…来たいな…水の都・ヴェネチア

バスに乗り…フィレンツェへ
途中トスカーナの葡萄畑に沈んでゆく大きな太陽を見ました
まあるい火の玉のようでした

今夜の宿はフィレンツェの隣町・城壁に囲まれた街プラード
7時にプレジデント・ホテルに着いたものの
日曜日でホテルのレストランもお休み
今夜は夕食が付かないのだ
チェックインしてから、また何人かで街に食べに出ることにする

 2泊するというのにバスタブがなく
 シャワールームだけ
 ちょっと…がっくり

 どんどん
 ホテルの質が
 落ちていく





古い街並み 
なかなか雰囲気がありました


朝…散歩したら気持ちよさそう
そんな時間…ないけど

やっぱり日曜日…お店が開いていない
結局、駅の方まで皆でテクテク歩く
やっと見つけた店は地元の人達で賑わってました
ピザやパスタ…それぞれ飲み物を注文
私はピザ(カプリチョーザ)と
残ったら持って帰るつもりで赤ワインをボトルで注文
ツアーの方たちともお話が弾み…楽しい夜でした

ワインボトル片手…いい気分でホテルまで歩く
やっぱり旅は街を歩かなくちゃ…
イタリアは思ってたより治安がいい
明日はいよいよフィレンツェへ
期待に胸膨らませ…ぐっすり眠りました

↑ ページの上部へ

メニュー

 《海外編》
  ・パリ日記
  ・イタリアンな一週間
  ★一週間★
   行動表
  ★旅日記★
   一日目 ドキドキひとり旅
   二日目 まずはミラノから
   三日目 憧れのヴェネチア
   四日目 フィレンツェ
   五日目 いよいよローマへ
   六日目 南へポンペイまで
   七日目 アルベデルチ
        ・ローマ
       フランクフルト
  ★あとがき★
   旅を振り返って

  ・何故かボルネオ?!日記
  ・おパリの休日
 《日本編》
  ・福島の旅
  ・修行の旅???
    香奈子 熊野古道を行く
  ・旅公演の合間に

メニュー(外部)